母の背中を見て・・・母に襁褓をあてるとき






襁褓とはむつきと読みます
“おむつ”のこと

痴呆症と
大脳皮質基底核変性症を
患い

たった1年ですが
母の介護をしました

母のおむつを換えながら
神様が母への恩返しをする時間を
与えてくれたのだと思いました

彼女はすでに
私が誰だかわかっていません

本当に大変でしたが
怒りや負の感情を浄化し
感謝の気持ちに変えるには
大切で充分な時間でした


昨年、他界した母の背中を見て
今私はカヌレを作っている


お菓子やケーキ
パンを作る母の背中を見て
時々私が手伝うと言って
邪魔をして

その楽しそうな姿が
今も私を動かしているのでしょう


あなたはいつも
顔を笑顔で“くっ しゃくしゃ”にして
腐った私の顔に訴えかけてたんだよね


“笑顔でいれば幸せになれる!”


気付くのが遅すぎた
情けない・・・



もうお盆
帰ってきてるかな?
心配は要らない
あなたの息子ですから